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精神科・内科・消化器内科

当院についてAbout us

院長あいさつ | 常勤医 | 病院概要 | 病院沿革 | 臨床研修・実習

院長あいさつ

院長写真 皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 昨今、「カウンセリング」という言葉をよく耳にします。しかし、実際、どのように行われているのか、良く知られていないのが現状です。そこで、今回は、「カウンセリング」について話をしたいと思います。

 「カウンセリング」というと安全なイメージがありますが、危険性が全くないというわけではありません。気になることを二つ取りあげます。

 一つ目は洗脳の危険性。以下は、極端な例です。
セラピスト(カウンセラー)の思い込みが激しく、クライアントの問題を、「幼少期に受けた親からの虐待」と決めつけたとしましょう。そして、クライアントにその解釈を言い続けたとします。すると、当初はそういった記憶がなくても、虐待された記憶がよみがえってくることがあります。

 アメリカでの出来事。
 かつて、セラピストに植え付けられた誤った記憶によって、(すでに大人になった)子どもが親を訴える裁判が続出しました。「子どもの頃、親から虐待を受けた」と訴え始めたのです。そして、カウンセリングを受けた後に思い出した記憶の正当性について論争が巻き起こりました。いわゆる「記憶論争」です。その結果、記憶というのは簡単に書き換えられることが判明しました。字数の関係上、それ以上、説明できませんが、関心のある方はネット等で調べてみて下さい。

 もう一つが、マイナーな技法が説明なく用いられる可能性です。
主流なやり方をして効果がなかった場合に、別の方法を試すのは構いません。しかし、特に事情がなければ、最初はそれなりに歴史を持ち、批判に耐えてきた主流なやり方を試すのが妥当です。カウンセリングを受けるにあたっては、あらかじめカウンセラーのキャリアーを確認し、治療の内容を聞いておく必要があるでしょう。

 このように、心配な点もないわけではありませんが、「カウンセリング」は明らかに有用な治療法です。では、どのようにして効果を発揮するのか。そのことについて、少しだけ触れます。

 まず、カウンセリングを行うにあたって、いくつか重要な原則があります。その一つが、「枠作り」。1あるいは2週間に一回なら一回、決められた曜日に決められた時間、セラピストとクライアントが会う約束をし、それを順守します。これは、実際にやってみると、案外難しく、守れていないケースをよく見かけます。例えば、クライアントにサービスをしたくなり、決められた時間以上話しこんでしまったり、治療者側の事情で予定を変更してしまうことがしばしば起こります。

 では、枠を作ることが、どのように役に立つのでしょう?
それは、枠を作ると、どれくらい約束事を守れる人なのかが分かってきます。つまり、診たてに役立つ(パーソナリティに大きな問題を抱えている人はなかなか枠が守れません)。それと、これまできちんと来ていた人がカウンセリングに遅刻したり、キャンセルした場合には、その近辺で心理的に重要な出来事が起きたと推測できます。他にも、クライアントが依存的になりやすい場合、その「揺さぶり」に対応しやすくなるなどのメリットがあげられます。

 ただし、こういった技法だけで良くなるわけではありません。良くなるケースでは、次のような流れが見てとれます。初めに、カウンセリング空間が 「居場所」になります。クライアントは、受け入れてもらった体験をして、気持ちに余裕が出てきます。すると、「次のカウンセリングでは、何を話そうか」と考え始めます。
こういった過程を通して、本当の問題(大切なもの)が浮かび上がってくるのです。

 居場所といっても、物理的空間にとどまらず、時間や関係を含めた「こころの居場所」があるように思えます。例えば、気のおけない仲間との会話、黙っていても居心地の悪くない雰囲気・・・。こういった空間を作っていくのは、カウンセラーとクライアントの共同作業。ひいては、カウンセリングの醍醐味なのかもしれません。


平成30年11月13日

  医療法人回生会 秋田回生会病院  院長 松本 康宏

常勤医

院長
松本 康宏
出身 秋田大学
資格 精神保健指定医
   日本精神神経学会指導医・専門医
副院長
戸澤 琢磨

出身 秋田大学
資格 精神保健指定医
   日本精神神経学会指導医・専門医
   日本医師会認定産業医
診療統括部長兼入院診療部長
塚本 佳
出身 秋田大学
資格 精神保健指定医
   日本精神神経学会指導医・専門医
外来診療部長
佐藤 佳子
出身 秋田大学
資格 精神保健指定医
   日本精神神経学会指導医・専門医
   日本医師会認定産業医
内科診療部長
阿部 徹
出身 秋田大学
資格 日本内科学会認定内科医
   日本消化器病学会 消化器病専門医
   日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
   ICD
   日本医師会認定産業医
診療科長
黒沢 諒
出身 秋田大学
資格 精神保健指定医
   日本精神神経学会指導医・専門医
診療科長
舛川 仁
出身 秋田大学
資格 精神保健指定医
   日本精神神経学会指導医・専門医
   日本医師会認定産業医
診療科長
佐藤 亘
出身 秋田大学
資格 精神保健指定医      
診療科長
安宅 慶一郎
出身 北里大学
資格 精神保健指定医

病院概要

病院理念

患者様との心のふれあいを大切にし、親身で良質かつ安全な医療を提供するように努めます

基本方針

  1. 患者様に信頼され、安心される医療を行います
  2. 医療の質を高め、安全を追求するよう努力いたします
  3. 患者様の人権を尊重し、個人の尊厳を守ります
  4. 高い倫理観と医療技術を有した人材の育成を図ります
  5. 良質な医療を提供し、より地域社会に貢献できるよう努めます

概要

法人名 医療法人 回生会
事業所名 秋田回生会病院
診療科目 精神科・内科・消化器内科
所在地 〒010-0063 秋田市牛島西一丁目7−5
電話番号 018-832-3203
FAX番号 018-831-8780
開院 昭和6年6月1日(法人 昭和26年6月21日)
管理者 院長 松本 康宏
定床
病棟構成
病床数 402床
病棟 東1病棟 (精神療養病棟) 60床
東2病棟 (精神療養病棟) 60床
東3病棟 (精神療養病棟) 60床
西1病棟 (認知症治療病棟) 60床
西2病棟 (精神科急性期治療病棟) 42床
西3病棟 (精神療養病棟) 60床
西4病棟 (精神療養病棟) 60床
併設施設 訪問看護ステーション 「ひまわり」         
生活訓練事業所 「紫陽花」

回生会グループホーム 「さくら荘」「あやめ荘」

平成30年4月 現在

病院沿革

昭和6年6月1日
開院 病床数:32床
昭和9年8月
病室増築竣工 病床数:36床
昭和11年12月
病室増築竣工 病床数:59床
昭和14年9月
病室増築竣工 病床数:83床
昭和16年10月
病室増築竣工 病床数:121床
昭和25年5月1日
精神衛生法が制定される
医療法人制度が制定される
昭和25年12月
病室増築竣工 病床数:150床
昭和26年6月21日
医療法人回生会 法人設立
昭和27年9月
管理棟竣工
昭和27年12月
病室増築竣工 病床数:182床
昭和30年4月
病室増築竣工 病床数:213床
昭和33年4月
病室増築竣工 病床数:284床
昭和37年12月
病室増築竣工 病床数:320床
昭和40年4月
病室増築竣工 病床数:355床
昭和44年10月
病室増築竣工 病床数:375床
昭和48年4月
病室増築竣工 病床数:402床
昭和51年10月
病棟改築竣工
昭和55年1月
管理棟増改築竣工
昭和58年12月
療法グランド完成
昭和62年12月
開放病棟増改築竣工
平成6年4月
3階開放病棟増改築竣工
平成18年7月
東病棟・西病棟増改築竣工
平成19年2月
精神科急性期治療病棟開設
平成26年6月
認知症治療病棟開設

臨床研修・実習

当院は、秋田大学医学部附属病院、秋田赤十字病院、中通総合病院の医師臨床研修協力病院となっております。また、日本赤十字秋田看護大学看護学部、中通高等看護学院の実習施設となっております。


医療法人回生会
秋田回生会病院

〒010-0063
秋田市牛島西1丁目7-5
TEL 018-832-3203
FAX 018-831-8780