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精神科・内科・消化器内科

当院についてAbout us

院長あいさつ | 常勤医 | 病院概要 | 病院沿革 | 臨床研修・実習

院長あいさつ

院長写真  皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 先日、週刊誌を開くと、「歴代最低と思われる首相」の投票結果が掲載されていました。一位が菅直人、二位が安倍晋三、三位が鳩山由紀夫。菅氏が一位になった要因は、主に震災対応(特に原発の事故対応)のまずさです。ちなみに投票した人たちは有識者。それなりに勉強している人です。しかし、彼の事故対応は、本当に稚拙だったのでしょうか。

 菅氏に対する批判は主に2つ。一つは、事故現場を視察したことでベントが遅れたという指摘。もう一つは、海水の注入を遅らせたという非難です。

 まず、事故当時のことをおさらいします。
津波のせいで全電源が停止しました。約10時間後にメルトダウンが予測されます。官邸にも連絡が入り、危機感が高まります。官邸は東電の意見を聞き、発電機を備えた車をすぐさま現地に送ろうとしました。勿論、警察や自衛隊にも協力を要請します。送ろうとした台数は数十台。そのうち、何台かは間に合ったものの、接続がうまくいかず、すべて利用できずに終わりました。その結果、電源喪失から5時間ほどでメルトダウン(正確な時刻が判明したのはずっと後)。これで「アウト」です。

 このようにメルトダウンまでの対応は「電源の確保」につきました。菅元首相を批判する人たちは、「安全保障会議を開くべきだった」とか「原子力緊急事態宣言を出したのが2時間後だった」などと批判しますが、会議を開いたり宣言をしたからといって、電源確保が速やかにいったとは思えません。電源確保ができなかったのは東電の責任です。

 次にメルトダウン後に話を移します。この段階に至れば、いかに被害を最小限にするかが重要。具体的にいうと「ベント」、格納容器が爆発しないよう圧を弱める作業です。これに関しても、菅氏は非難されています。彼の視察がベントを遅らせたのではないかとの批判です。しかし、私は、失態とは考えていません。首相を出向かえるために現場にすごく負担がかかったとは想像できないからです。視察といっても最小限の質疑応答。滞在時間はヘリの乗り降りを含めて約50分です。勿論、その間、作業を止める必要もありません。そもそもベントは初めからてこずっていました。視察に対する批判は、「この忙しい時に」という現場のイラ立ちやベントがうまくいかない言い訳を、菅氏をよく思わない人が利用しているような気がします。

 結局、現場は必死にベントを試みていたことから、官邸の介入は不必要でした。しかし、もし現場の取り組みが不十分であれば、官邸は指揮官を更迭するよう要請したり、新たな手段をこうじなければならなかったでしょう。

 他に、菅氏のせいで海水注入が遅れたとの非難もあります。これもお門違いです。実際は、注入が行われていました。しかも、後に判明したことですが、注入した水はどこかで漏れていて、格納容器にほとんど入っていなかったとされています。

 菅氏が海水注入を遅らせたとする誤解には、次のような背景があります。まず、東電側から、海水を注入する準備に1時間半〜2時間かかるとの報告がありました。そこで、準備する間に、塩分が配管をふさぐ可能性と海水の注入により再融解が生じる危険性について、菅氏が原子力安全委員会に調査するよう指示したわけです。これを聞いていた東電職員が、現地に対し「海水注入の指示がまだ出ていない」と伝えたというのが実情です。

 字数の関係上、これ以上、事故について説明できないのが残念です。国会の事故調査報告をやや乱暴にまとめますと、「東電本部が無責任であったため、官邸が過剰介入した」ということになります。確かに「原発対応は東電、官邸がすることは住民の避難」かもしれません。しかし、官邸に東電から情報が入ってこない、またリーダーシップを発揮すべき東電本部が煮え切らない状況下であれば、私も菅氏と同じように行動したと思います。

 危機管理、特に防災対策は、大変難しい事業です。災害は、いつ起こるか分かりませんし、規模も予測がつきません。本格的に対策をとろうとすればコストも莫大にかかります。当院も『災害対策委員会』が本腰を入れて取り組んでいますが、以上のことを痛感しています。

 繰り返しになりますが、福島の原発事故は、歴史に残る重大な事故。有識者には、人物の好き嫌いやイデオロギーを抜きに、事故を検証し、レポートを続けて欲しいと思います。また、原発事故とは規模こそ違え、病院もいつ何時、火事や地震、浸水被害等にみまわれるか分かりません。防災対策の本質をつかむには、これまで起きた事故を、「自分だったらどうしたか」という視点でみること。上の文章を読んで、疑問や感想を抱いて頂ければ幸いです。



平成30年9月10日

  医療法人回生会 秋田回生会病院  院長 松本 康宏

常勤医

院長
松本 康宏
出身 秋田大学
資格 精神保健指定医
   日本精神神経学会指導医・専門医
副院長
戸澤 琢磨

出身 秋田大学
資格 精神保健指定医
   日本精神神経学会指導医・専門医
   日本医師会認定産業医
診療統括部長兼入院診療部長
塚本 佳
出身 秋田大学
資格 精神保健指定医
   日本精神神経学会指導医・専門医
外来診療部長
佐藤 佳子
出身 秋田大学
資格 精神保健指定医
   日本精神神経学会指導医・専門医
   日本医師会認定産業医
内科診療部長
阿部 徹
出身 秋田大学
資格 日本内科学会認定内科医
   日本消化器病学会 消化器病専門医
   日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
   ICD
   日本医師会認定産業医
診療科長
黒沢 諒
出身 秋田大学
資格 精神保健指定医
   日本精神神経学会指導医・専門医
診療科長
舛川 仁
出身 秋田大学
資格 精神保健指定医
   日本精神神経学会指導医・専門医
   日本医師会認定産業医
診療科長
佐藤 亘
出身 秋田大学
資格 精神保健指定医      
診療科長
安宅 慶一郎
出身 北里大学
資格 精神保健指定医

病院概要

病院理念

患者様との心のふれあいを大切にし、親身で良質かつ安全な医療を提供するように努めます

基本方針

  1. 患者様に信頼され、安心される医療を行います
  2. 医療の質を高め、安全を追求するよう努力いたします
  3. 患者様の人権を尊重し、個人の尊厳を守ります
  4. 高い倫理観と医療技術を有した人材の育成を図ります
  5. 良質な医療を提供し、より地域社会に貢献できるよう努めます

概要

法人名 医療法人 回生会
事業所名 秋田回生会病院
診療科目 精神科・内科・消化器内科
所在地 〒010-0063 秋田市牛島西一丁目7−5
電話番号 018-832-3203
FAX番号 018-831-8780
開院 昭和6年6月1日(法人 昭和26年6月21日)
管理者 院長 松本 康宏
定床
病棟構成
病床数 402床
病棟 東1病棟 (精神療養病棟) 60床
東2病棟 (精神療養病棟) 60床
東3病棟 (精神療養病棟) 60床
西1病棟 (認知症治療病棟) 60床
西2病棟 (精神科急性期治療病棟) 42床
西3病棟 (精神療養病棟) 60床
西4病棟 (精神療養病棟) 60床
併設施設 訪問看護ステーション 「ひまわり」         
生活訓練事業所 「紫陽花」

回生会グループホーム 「さくら荘」「あやめ荘」

平成30年4月 現在

病院沿革

昭和6年6月1日
開院 病床数:32床
昭和9年8月
病室増築竣工 病床数:36床
昭和11年12月
病室増築竣工 病床数:59床
昭和14年9月
病室増築竣工 病床数:83床
昭和16年10月
病室増築竣工 病床数:121床
昭和25年5月1日
精神衛生法が制定される
医療法人制度が制定される
昭和25年12月
病室増築竣工 病床数:150床
昭和26年6月21日
医療法人回生会 法人設立
昭和27年9月
管理棟竣工
昭和27年12月
病室増築竣工 病床数:182床
昭和30年4月
病室増築竣工 病床数:213床
昭和33年4月
病室増築竣工 病床数:284床
昭和37年12月
病室増築竣工 病床数:320床
昭和40年4月
病室増築竣工 病床数:355床
昭和44年10月
病室増築竣工 病床数:375床
昭和48年4月
病室増築竣工 病床数:402床
昭和51年10月
病棟改築竣工
昭和55年1月
管理棟増改築竣工
昭和58年12月
療法グランド完成
昭和62年12月
開放病棟増改築竣工
平成6年4月
3階開放病棟増改築竣工
平成18年7月
東病棟・西病棟増改築竣工
平成19年2月
精神科急性期治療病棟開設
平成26年6月
認知症治療病棟開設

臨床研修・実習

当院は、秋田大学医学部附属病院、秋田赤十字病院、中通総合病院の医師臨床研修協力病院となっております。また、日本赤十字秋田看護大学看護学部、中通高等看護学院の実習施設となっております。


医療法人回生会
秋田回生会病院

〒010-0063
秋田市牛島西1丁目7-5
TEL 018-832-3203
FAX 018-831-8780