2022/09/08

第2回当事者の声を聴く会(テーマ:発達凸凹)講演当事者からのメッセージ掲載

秋田回生会病院主催、第2回当事者の声を聴く会(テーマ:発達凸凹~私たちの自己実現~)へのご参加ありがとうございました。多くの方のご参加を頂き、当事者の方が発信する意義、力を改めて感じたところです。

講演して頂いた当事者の方へ、「講演してみての感想をお寄せください」とお願いし、寄稿をして頂きました。ご本人たちの了承のもと、掲載させて頂きます。
※寄せて頂いた原文のまま転記しておりますが、デジタルで表現の出来ない部分については一部改変して記載しております。

【Aさんより】
「発達障がいの特効薬は周囲(まわり)の人の理解」だと僕の大好きな妻というドラマで言っていました。
悩みを抱えている同じ発達障がいの人もどうか苦しまないで欲しいと思います。
出来ること、無理なことがあるのは、あたり前です。特性と上手く付き合って、自分らしく生きて欲しいです。色々、苦手なことも多いけど集中して根気よく頑ばれる能力は、神様からの贈りものですとデイケアの看護師さんが言ってくれました。うつの時、不安な時は自分を大事にして下さい。
今日はお話できて良かったと思います。私も支えてくれる皆(回生会、紫陽花のスタッフさん、デイケアのメンバーさん)のおかげでだいぶ強くなれました。
このような機会を頂き、有り難うございました。
R4年7月31日(日)

【Kさんより】
新型コロナウイルスが感染急拡大の中、また真夏日の中「当事者の声を聴く会」にご来場いただきまして本当にありがとうございました。
他の当事者さんの発表を聞いて、皆さん「素直」に自分と向き合っていてとても素敵だと思いました。
私はここ1~2年間沢山の人と交流することにより「自分が素直でいること」の大事さを知りました。
それを今度は皆さんに届けたいと思っていたところ医療相談室のワーカーさんからお声をかけていただき、今回皆さんの前で発表させていただきました。
自分の得意不得意を自分で探して(誰かとでも)見つけることも「素直」に生きていることだと私は考えます。
世間の目もあり「生きづらい」世の中かもしれませんが、皆さんが少しでも「素直」に「ありのままの自分」を出せる世の中になれたらと強く感じています。

【Mさんより】
当事者会を終えて
当事者会の発表では、僕の絵が、皆様の前で、見ていただくことが出来て本当に嬉しく思っています。
中には、僕の絵を、もう一度見たいと仰ってくださった方も、いて本当に嬉しかったです。
他の発表者の方の発表を聞いて思ったことは、何かに熱中するものは、その人間を救うということです。
今後も、今回、発表した方々とも交流が持てたら良いなと思いました。
もし、交流が出来たら、やってみたい事は絵の共作をしてみたいと思います。

【Oさんより】
〇回生会病院に通院する前は、自分の障害のことで悩んでしまったり、自分を責めたりして、精神疾患になってしまったことがありました。しかし、入院から今まで好きなことを続けたり、自分を見つめ直したり、同じ悩み(立場)周りの方々と交流していくうちに、だんだん自分だけが悩んでいるのではない、一人一人障害という壁を抱えている。その障害を乗り込えて、向き合って、今の自分があるんだなと感じるようになりました。
①今回の発表を終えて、「誰がどう言おうと、人と違った道でも良い、自分に合う居場所を見つけて、自分の短所をカバーして、長所を生かせるようにしていけば良い」「ゆっくり自分のペースで、自分の世界を広げていけば良い」と感じました。自分のことを発表することは非常に勇気のいる行動でした。しかし、私は、周りの方々や家族に今まで支えてくれた感謝、自分の気持ちの整理、自分自身の見直し(ふり返り)をと思い発表したので、素直な気持ちを伝えられた、自分の思いや、自分のことを分かりやすく発表でき、自分の気持ちに正直に、好きなことを好きと伝えられるようになりました。
②発達障害、グレーゾーン(発達障害の境界区域)と診断されて、自分を責めてしまったり、精神疾患になってしまい、悩んでしまう方も多いと思います。また、この悩みを周りの家族や友人に打ち合けると、ひかれてしまう、変に気を使わせる、自分を嫌いになってしまうのではないかと思う人も多くない思います。
③私も自分の障害や精神疲患を周りの友人に話す前、とても勇気にいる行動でした。しかし、話した時、友人はありのままに自分を受け入れてくれて、気を使うというよりは、いつも通り(今まで通り)自然に接してくれたおかげで、本当の友情を感じることができました。本当に辛い時や、苦しい時は、声に出して「助けて!」と言える相談する居場所を作っておくことが大切だと思いました。
最後になりますが、①一番大切なのは自分のペースでゆっくりと焦らず、進んでいくこと、②自分の心のコントロールをするとき、自分のことは好きになれなくても良い、ただ自分に正直に生きること、好きなことを続けて、長所を生かしていけるようになる、夢中になれる物があることは素敵なこと、③辛くなったら、周りの友人や家族、又は、医療機関や相談機関に行くことが大切だと思います。皆さんも、自分の気持ちに素直になれる、長所を生かせる、好きなことを夢中にできる居場所を見つけてみて下さい!
ありがとうございました。
非常に長い長文すみません。。。

※次回の当事者の声を聴く会は11月上旬に「統合失調症」をテーマに開催予定です。詳細は後日お知らせいたします。